【消火器の処分】消火器の捨て方まとめ!処分に必要な費用を安くする方法!

使い終わった消火器や、使用期限の切れた消火器・・

どうやって処分するか、迷いますよね。

実際、「処分の仕方がわからない」という理由で、捨てていない方が多い様です。

2016年の日本消火器工業会の調査によると、一般家庭に置いてある消火器の4分の1は期限切れかもしれないのです(!)びっくりですね!

確かに、消火器は「いざ」というときには役に立ちますが、

緊急時以外の時はなかなか気に掛けることがありません。

実家の消火器もだいぶ埃が被っていましたし・・汗

いつの間にか期限が切れている・・ということが起こりやすい機器だと言えます。

しかし、古くなった消火器は消火器自体が事故の原因になることもあるので、

決して侮ってはいけないのです。

ということで、今回は

消火器の正しい処分の仕方

についてまとめていきたいと思います。

消火器の使用期限について

まず、消火器の使用期限ですが、

消火器の表面に明記されているのでそれぞれの消火器を確認することで知ることが出来ます。

一般的な業務用消火器だと、設計標準使用期限「10年」となります。

住宅用消火器は基本的にそれよりも短い使用期限になります。

消火器ってイメージ的に半永久に持つような気がしていましたが、10年とは、、

意外と短いんですね。

しかも、保管している場所によっては容器の腐食やサビが起きやすく表記されている期限より前に使えなくなることもあるようです。

注意しましょう!!

消火器の中身が入っている場合

スプレー缶の場合だと自分で全て中身を出し切ってから処分する必要がありますが、

消火器は中身を出さなくていいんです!

この点は消費者にやさしくてありがたいですね。

使い慣れていないものを扱うのは気が引けます。

実際、劣化した消火器に衝撃を与えることで破裂する可能性もあり非常に危険なので、無理に自分で使い切らずに、専門家に任せてしまうのが得策ですね!!

まずは消火器の種類を確認

2010年以降、消火器のリサイクル機関が整備されて運用されているようなのですが、

中にはそれらの機関でリサイクルしてもらえない場合があるので、確認する必要があります。

使用されている消火器は大きく3つに分類することが出来ます。

①日本製の消火器

②外国製の消火器

③エアゾール(スプレー)式の消火器

POINTこのうちで、

①日本製の消火器所定の機関でリサイクルでき

②外国製の消火器リサイクルすることができません

(自治体の分別方法に従います)

③エアゾール式の消火器スプレー容器と同じ要領で処分します

私たちが普段見慣れている消火器はほとんど日本製の消火器でしょう。

最近は手軽な形のスプレータイプの消火器もあるんですね。知りませんでした!

もし、スプレータイプの消火器を処分しようと思った場合、

スプレー容器の処分方法はこちらの記事にまとめてあるので、是非見てみてください↓

物置の掃除をしていたら、大量にスプレー缶が出てきました。 母が物置の在庫チェックをせずに買い物をしたため、「殺...

今回は、一般的な日本製の消火器のリサイクル方法について深堀りしていきます!!

消火器のリサイクル窓口を探そう

消火器のリサイクル窓口には「特定窓口」「指定引取場所」があります。

日本消火器工業会によると、

特定窓口:消火器を「引き取りに来てくれる」業者

主に「消火器の販売代理店」や「防災・防犯事業者」が担っている。

全国に5,000ヵ所以上

指定引き取り場所:自治体や一般人が持ち込んで「引き取ってくれる」場所

「消火器メーカー営業所」や「廃棄物処理業者」が担っている。

全国に200ヵ所以上

この2種類が窓口として指定されています。

「消火器リサイクル推進センター」のHPで郵便番号から調べられるので、

近くに窓口があるか確認してみてください。

消火器の捨て方・・値段が全然違う!お得な処分方法

窓口を確認したところで、消火器の処分方法には大きく3種類があります。

ちなみに、「不燃ごみ」ではありません。

消火器の処理方法についての法律もあり、罰金を出さなければならないこともありますので、気を付けてください。

①「特定窓口」に引き取りを依頼する

②「指定引き取り場所」に自分で持ち込む

③ゆうパックで回収を依頼する

窓口が自宅からどれくらいの距離にあるかにもよりますが、値段に結構差があるので、

どの処分方法にするか検討してみてください。

ちなみに、いずれの場合も「リサイクルシール」が必要になります。

2010年以降の生産のものだと、もともと消火器自体に貼ってありますが、

それより前のものだと特定窓口や指定引き取り場所で550円のリサイクルシールを購入する必要があります。

※ただし、場所や業者によってはリサイクルシールを扱っていないこともあるので、引き取りや持ち込みする場合は事前に確認しておいたほうがいいですね!

①特定窓口に引き取りを依頼する

特定窓口に引き取りを依頼する場合、

電話で問い合わせをしてから
持ち込むか引き取りに来てもらう形になります。

消火器の引き取りには運搬費用や保管費用など、約1,000円~約3,000円かかります。

料金には幅があり、業者によって違いがあるので、直接業者に問い合わせてみてください。

複数候補地がある場合は問い合わせて比較してみると良いですね!

②指定引き取り場所に自分で持ち込む

指定引き取り場所に持ち込む場合、

運搬費などはかからないので、基本的にリサイクルシールの550円以外は無料です。

引き取り場所が自宅から近いなど、持ち込みが現実的な場合はこの方法が一番経済的です。

③ゆうパックで回収を依頼する

ゆうパックで消火器を処分することもできます。

事前に電話で連絡し、消火器発送用の専用箱を受け取る必要があります。

消火器リサイクルセンターの電話番号に連絡してください。

その後、発送用の箱が送られてきたら、消火器を梱包して発送します。

この際にかかる料金は2,200円(税別)です。

全然違いますね・・・!!

消火器「買い替え」の場合

古い消火器を処分した後、新しく消火器を購入しようと思っている場合は、

購入する店舗で回収してくれる可能性があります。

ホームセンターなどでは、「一本購入で一本回収無料」といったサービスをしているところもあります。

ただ、すべてのホームセンターが同じサービスをしているわけではないので、

店舗に持ち込む前に問い合わせておいたほうが良いでしょう。

まとめ

今回の記事では、「消火器の処分方法」についてまとめました。

最も一般的な日本製の消火器については、

リサイクルシールを入手する

①特定窓口に引き取りを依頼する

②指定引き取り場所に持ち込む

③ゆうパックで発送する

④買い替えの際に店舗に持ち込む

POINT
そして、値段についてのまとめだと、①1,000円~3,000円②0円③2,200円

④0円?

やはり消火器は「いざ」というときに必要なもので、その時に作動しないようではまったく意味をなさないので、

・使用期限を守り

・年に1回は点検する

・古くなったら処分する

を必ず実行するようにすることが何より大切ですね!

最後までご覧いただきありがとうございました!

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