風呂水を洗濯機に移すのに便利な風呂水ポンプ。
水の節約になるので、使っている人も多いと思います。
・・
しかし、そんな風呂水ポンプも、ホースも掃除をしないと、風呂水の汚れが溜まったりカビが生えたりして、かなり不衛生な状態になってしまいます。。
汚れた風呂水ホースをそのまま使っていると、とっても汚い水で洗濯物を洗ってしまっている可能性が・・!!
今回、私自身風呂水ホースをサボってしまっていたので、実際に掃除しながら紹介していこうと思います!
また、私は合成洗剤を使わない方法で掃除したいので、過炭酸ナトリウムを使った方法で掃除していこうと思います。
・・と、最初は風呂水ホースだけの掃除で考えていたのですが、調べていくと洗濯槽の掃除も過炭酸ナトリウムで解消出来て一緒に掃除するとかなり効率が良さそうでした。
洗濯槽だけの掃除方法は過去の記事でまとめてました↓
ということで、今回は
「風呂水ホースと洗濯槽を一気に掃除する方法(ナチュラルな方法で)」
をまとめていきたいと思います!
目次
風呂水ホース&洗濯槽掃除の方法
こちらが今回掃除していく風呂水ホースです。
だいぶ汚いです。
洗濯機の付属品のホースではなく、別売りの物なのですが洗濯槽でつけおきすることで洗濯槽も一緒に掃除ができるので、その方法で進めていこうと思います!
用意するもの
- 酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)
- クエン酸←洗濯槽の掃除用
- 歯ブラシ等
- ゴム手袋(肌が弱い方)
過炭酸ナトリウム
- 炭酸ナトリウム(炭酸ソーダ):過酸化水素=2:3で混ぜ合わせた物質で、「酸素系漂白剤」という名前で売られていることが多い。
- 食器や衣類などの漂白が得意。
- アルカリ度が強いため(pH10~11)強い洗浄力がある。油汚れに有効。
- 漬け置くだけで、除菌・漂白の作用がある。
- 酸化力があるため、除菌や消臭剤として利用することができる。洗濯や漂白、染み抜きに使える。
クエン酸
- アルカリ性の汚れやにおいに効き、水垢・石鹸かす・トイレのアンモニア臭やたばこのにおいに効果がある。
- クエン酸は酸が強いので、残ると菌奥がさびてしまうことがあるので、使用後はしっかり洗い流すとよい。
掃除の手順
①洗濯槽の細かい部品を外す
糸くずネットや、洗剤投入口等の細かい部品を外して洗います。
糸くずネットなどを付けたままだと、洗濯槽の汚れや風呂水ホースの汚れも結局そこに集まってしまい掃除の意味がありません。
部品を外したまま、掃除を進めます。
糸くずネット自体も、長いこと掃除していないとホコリや糸くずなどのゴミがかなり溜まっていると思うので、使い古しの歯ブラシなどで洗います。
②お湯を洗濯槽満タンに入れる
50℃~60℃の熱めのお湯を浴槽にため、洗濯槽に移します。
50℃~60℃にすることで、過炭酸ナトリウムの洗浄威力を最大にすることが出来ます!
(写真では一人用の浴槽で10cmくらいお湯ためたけど、足りなかったので15cmくらいだと丁度いいかも?)
ホースを使ってお湯を移動させていきます
満水状態になりました(見えにくいけど・・!!)
※注意
本筋とは関係ないけど、お湯をため終わったら給湯温度を通常の温度に戻しておくことをオススメします!
私はその設定を怠ったばかりに、一人熱湯風呂をする羽目になったので・・涙
③洗濯槽に過炭酸ナトリウムを入れる
満水状態になった洗濯槽に過炭酸ナトリウムを入れます。
目安はお湯10L:過炭酸ナトリウム100gです。
今回は洗濯機が48L型だったので約500g過炭酸ナトリウムを投入しました。
④洗濯機を回す
お湯に過炭酸ナトリウムを溶かす意味でも、洗濯機を数回回します。
この時、「脱水」しないように気を付けながら回します。
(折角ためたお湯が流れてしまうので・・)
ブクブクしてきます!
⑤風呂水ホースにお湯を循環させる
次に、風呂水ホースの中にお湯を循環させます。
ホースの吸水部分も洗濯槽に入れることで、過炭酸ナトリウムの洗浄液を循環させることが出来ます。
しばらく循環させます(私は2分くらい循環させました)。
⑥つけ置き(パート1)
風呂水ホースのつけ置きをしていきます。
洗濯槽の中に風呂水ホース全体を入れ込み、1時間ほどつけおきます。
(※作業をする時、肌が弱い方はゴム手袋をして作業するようにしてください。)
温度が高い方が効果が高いので、蓋は閉じておきましょう。
⑦風呂水ホースの汚れを落とす
つけ置きし始めてから1時間ほど経ったら、ホースの中を洗浄してから、風呂水ホースを取り出してホースの外側を掃除します。
まず、ポンプの電源をつけて水を循環させます。
そして、ある程度循環させたら、風呂水ホースを洗濯槽から取り出します。
この時、ホースの周りがヌルヌルしているかと思いますが、
過炭酸ナトリウムが働いてくれた証拠です◎
汚れがとても落ちやすい状態になっているので、使い古した歯ブラシなどで汚れを落とします。
細かい部品も汚れを落として、最後に水ですすいで風呂水ホースの掃除は完了です。
きれいになりました!
⑧つけ置きパート2
続いて、ここからは洗濯機をキレイにするためのつけ置きです。
洗濯槽のつけおきは全部で5時間程行います。
風呂水ホースも一緒に掃除する場合は、残り4時間ですね。
⑨もう一度洗濯機を回す
洗濯槽のつけ置きを5時間程行ったら、もう一度洗濯機を回します(脱水なしで!)
すると、結構汚れが浮いてきます・・!!
浮いてきた汚れは、すくい網や手桶などですくいます。
こんなに・・・!!
⑩クエン酸を入れて洗濯機を回す
洗剤投入ポケットを装着させます。
クエン酸大さじ1(15mL)を柔軟剤ポケットに入れ、洗濯機を普通に回します。
(すすぎ~脱水)
柔軟剤ポケットに入れれば、2度目のすすぎの時に投入され、洗濯槽汚れを落とすことができます。
あとは洗濯機の外や、洗濯槽の縁の部分をぞうきんなどで拭いて、きれいにします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回、実際に掃除をして汚れを見ながら、
風呂水ホースも汚いまま使っていると洗濯物もキレイになりずらいよな、、と思ってしまいました。
風呂水ホースの掃除をたまに行って、きれいな状態を保ちたいですね。
ちなみに、洗濯槽をきれいに保つ方法などはこの記事にまとめています。
最後までお読みいただきありがとうございました!