毎日お世話になっている洗濯機。
でも長いことお世話になっていると、服に茶色いカスが付いたり、匂いが気になったりすることありませんか??
もしかしたら、洗濯槽の中で雑菌やカビが繁殖してしまっているかもしれません・・
最近、ドライクリーニング機能を使ったら、洗ったはずの服が汚くなって出てきたので(!)
洗濯槽を掃除することにしました・・・
こちらの記事では、環境にやさしい方法で洗濯槽をきれいにしていく方法をメインに紹介していきます!!
目次
洗濯槽の汚れの原因
洗濯槽の汚れの原因、それはカビです!
もし、私が持っている洗濯機のように既に黒い物体が現れていれば、それは
洗濯槽の奥には更に多くのカビが溜まっているということになります。
恐ろしいですよね・・・
洗濯槽の中は、
- 衣類の糸くず
- 泥
- ホコリ
- 食べかす
- 皮脂汚れ
- 洗剤かす
このような汚れが溜まりやすく、しかも水分・温度もあるので、
カビが好む3か条「栄養」「水」「温度」を見事に満たしているので、
カビにとってはまさにパラダイスのような理想の環境になっています。。
カビはアレルギーの原因にもなるので、いつの間にか洗濯槽にカビが発生していると、
洗濯した洋服に付着したカビが舞い上がって喘息になったり
洋服に付着したカビが肌に触れてアトピーになったりします。
洗濯機の機能が落ちる云々の他に、人間の健康に害があるとなると、
「何とかしなきゃ・・」と思いますよね。。
洗濯槽掃除の方法
それでは、ここから自分でできる環境にやさしい洗濯機の掃除の方法を紹介していきます。
タイトルにもありますが、過炭酸ナトリウムとクエン酸を使います。
この二つは、重曹と並んでエコな掃除用具として知られています。
過炭酸ナトリウム
- 炭酸ナトリウム(炭酸ソーダ):過酸化水素=2:3で混ぜ合わせた物質で、「酸素系漂白剤」という名前で売られていることが多い。
- 食器や衣類などの漂白が得意。
- アルカリ度が強いため(pH10~11)強い洗浄力がある。油汚れに有効。
- 漬け置くだけで、除菌・漂白の作用がある。
- 酸化力があるため、除菌や消臭剤として利用することができる。洗濯や漂白、染み抜きに使える。
クエン酸
- アルカリ性の汚れやにおいに効き、水垢・石鹸かす・トイレのアンモニア臭やたばこのにおいに効果がある。
- クエン酸は酸が強いので、残ると菌奥がさびてしまうことがあるので、使用後はしっかり洗い流すとよい。
洗濯槽の掃除用具の代表的なものには塩素系クリーナーがありますが、
商品表面に書かれているように酸性のクリーナーとは「混ぜるな危険」、
強力な化学製品であり、環境汚染や人体の健康被害もあります。
出来るだけ避けたい存在です。。
掃除の仕方によっては、塩素系のクリーナーに頼らなくても洗濯槽を掃除することができるので、ここから学んでいきましょう!!
①小さなパーツを取り出し、洗う
ゴミとりネットや、洗剤投入口を取り出して、歯ブラシや綿棒などで隙間の汚れを掻き出しながら洗います。
これは絶対最初に行ってください。。
失敗談①
実は私、この機会に洗濯槽の掃除をしよう!と思って掃除したのですが、
この段階をすっ飛ばしていました。
失敗経験したので声を大にして言いますが、絶対ゴミとりネット・洗剤投入ポケットは取り出して洗うこと!!
そうでないと、せっかく浮き上がってきたカビもゴミとりネットがキャッチしてしまい、カビでドロドロになったゴミとりネットを後で洗わなければいけなくなります・・
②お湯を洗濯槽満タンに入れる
給湯器の温度を上げて、50~60℃のお湯を用意します
私の場合は、残り湯があったので追い炊き!
50~60℃の熱めのお湯にすることで、
過炭酸ナトリウムの洗浄威力を最大限にすることができます。
※洗濯機によっては、温度制限があるものがあるので、説明書などを見て確認してから行ってください
失敗談②
追い炊きが終わったら、すぐに風呂温度を下げておかないと、その後忘れて50℃の熱湯風呂を作る羽目になります!気を付けて!
ホースでくみ取るか、タライや手桶でお湯を洗濯槽に移します。
満タンになるまで!
③過炭酸ナトリウムを入れる
過炭酸ナトリウムを2カップ(400mL)洗濯槽に投入します。
ブクブクしてます!!
④洗濯機を回す
洗濯機を回します。
この時、「脱水」しないように気を付けながら回します。
洗濯槽を回すことで、過炭酸ナトリウムを洗濯槽全体に行きわたらせ、汚れが取れやすくなります。
⑤放置する
洗濯機を一度回したら、水のある状態で約5時間待ちます。
汚れが浮いてきたら、すくい網で取り除きます。
!!!
こんなにカビが潜んでいたとは・・恐ろしい。
⑥もう一度洗濯機を回す
汚れを取り終わったら、もう一度洗濯機を回し(脱水せず)、汚れを取り除きます。
⑥クエン酸を入れて洗濯機を回す
洗剤投入ポケットを装着させます。
クエン酸大さじ1(15mL)を柔軟剤ポケットに入れ、洗濯機を普通に回します。
(すすぎ~脱水)
柔軟剤ポケットに入れれば、2度目のすすぎの時に投入され、洗濯槽汚れを落とすことができます。
あとは洗濯機の外や、洗濯槽の縁の部分をぞうきんなどで拭いて、きれいにします。
きれいになりました!(写真がいまいちだけど・・)
洗濯槽をきれいに保つ方法
①洗剤の量を守る
水量に対して、適量の洗剤を使うことを心がけてください。
より洗浄力を高めたい!という気持ちから多めに入れてしまうこともあるかもしれませんが、
それだと水に溶け切らなかった洗剤が洗濯槽に残ってしまうことになります。
②洗濯機のふたを開けて乾燥させる
洗濯後、洗濯機のふたを開けて乾燥させましょう!!
洗濯槽の中は非常に湿気の高い状態になっており、
ふたを閉めっぱなしにすると、カビが繁殖しやすくなります。
③洗濯物を洗濯槽に入れっぱなしにしない
洗濯物終了のアラームが鳴った後、出来るだけ早く洗濯物を洗濯槽から取り出すようにしましょう。
これも、中に湿気がこもらないようにするためです。
④乾燥モードを使う
洗濯機に乾燥モードがついている場合、
定期的に洗濯槽を乾燥させるようにしましょう。
1週間に1度くらいのペースがおすすめです。
すすぎなどをメインに使っていると、やはり洗濯槽に水気が残ったままになるので、カビの繁殖の原因になります。
おすすめの洗濯槽掃除の頻度
1か月~2か月に一回のペースで、紹介した方法で掃除をすると、常にきれいな状態を保つことができます。
普段洗濯機を使用していて、洗濯槽に汚れが溜まってしまうのはもはや避けられない事実ですが、億劫だと思って掃除をしないでいると、どんどんきれいに掃除するのが難しくなってきます(1回の掃除が大変になります)。
今回紹介した方法は過炭酸ナトリウムとクエン酸という自然の力を利用した方法でしたが、何年間も汚れが溜まってしまうとなかなか上記の方法でピカピカにするのは難しくなってきます。
どうしても強力な塩素系のクリーナーを使って掃除をしたくなってくるんですね・・
人にも環境にも優しい方法で洗濯機を長く使い続けるために、1か月~2か月に一回の掃除を習慣にするといいですね。
私の場合は、これから偶数月の末に洗濯槽を掃除することに決めました!
皆さんも、いつ掃除をするのか前もって決めておくと(そして忘れないようにカレンダーに書いておくと)良いのではないでしょうか?
既に何年も掃除をしていない場合
長いこと洗濯槽を掃除していないと、汚れが積もり積もって、1度だけの過炭酸ナトリウム×クエン酸の掃除方法では汚れが落ちない可能性があります。
相当汚れが溜まっていることが疑われる場合は、
業者が洗濯機を解体して洗浄するサービスなどもあるので、専門家の手によって一度すっきり綺麗に掃除することを視野に入れても良いでしょう。
汚れがゼロになった状態から、定期的な掃除を始めればいいのです!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
やはり清潔な洗濯機で毎日洗濯したいので、日ごろから洗濯機をきれいにするような習慣を続けて、定期的に掃除をするのが大切だな、、と感じました。
新品で買ったときや、業者に頼んで清掃をしてもらってから、
できるだけ汚さないように使っていくことが大切ですね!
最後までご覧いただきありがとうございました!